FC2ブログ

習志野バプテスト教会の週報

「選択(三)」

▽「あなたのみことばによって、私の歩みを確かにし、どんな罪 にも私を支配させないでください」
(詩篇一一九・一三三)

ベネス・ジョウンズ夫人が、NBC創立五〇周年記念集会で婦人にお話くださったメッセージの続きです。
ルツ記一・六~一五をまずお読みください。
ナオミは自分の生まれたところに帰ろうとしています。オルパはスタート時点では良かったのです。ナオミについて行こうとしました。今読んだ御言葉を思い出してください。最初は三人一緒に出かけ、旅を続けました。そしてナオミは、ルツとオルパに「お帰りなさい、私は一人でベツレヘムに行きます」と言ったのです。それを聞いたルツとオルパは泣きます。オルパもルツも泣きながら「いいえ、一緒に行きます」と言います。ナオミは「自分たちの民のところに帰った方がいい」と勧めます。難しい「選択」をせまられ、ルツとオルパは更に泣いてしまいます。
この御言葉から何を学ぶことができるでしょうか?簡単な選択ではありません。私は長い間「まぁ、オルパは何て女性なんだ! もう簡単に帰ってしまうなんて!」と考えていました。でもよく読んでみると、あまり厳しい事は言えなくなってきました。この選択に伴う困難を考えなければいけないと思いました。
少し想像してみましょう。ルツとオルパは並んで立ち、ナオミと話をしています。ルツは絶対にナオミと一緒に行く、と私達はもう知っています。でも、最初は多分、オルパも同じ決心だったと思います。一緒に出かけたのですから。姑さんに対しての愛情は両方同じ位だったでしょう。偽りの気持ちなどは一切書いていません。本物の愛情しかありません。オルパは泣き、ナオミに抱きついています。それはルツと同じです。「決断・決心」をしなければならない時が来ます。人生がガラッと変わるような決心です。一つの選択が大きな変化をもたらすことがあるのです。
ルツはナオミと一緒に前に進んでいきます。ストーリーの最後は、もう分かっているでしょう。それからのルツの人生は素晴らしいものになりました。
でも、オルパの場合は違います。どのような理由であったか分かりませんが、オルパはルツとは全く違う選択をしてしまいました。どうしてでしょうか? オルパも私たちと同じ「人」です。そして、「女性」です。モンスターではありません。変わった人ではありません。「まぁ、じゃあ、オルパのことはもう忘れましょう!」とは言えないのです。オルパについて考えながら、私の心は重くなってきました。(続く)

PageTop

「選択(二)」

▽「 幸いなことよ。主をおのれの神とする、その国は。…」    (詩篇三三・一二)

ベネス・ジョウンズ夫人が、NBC創立五〇周年記念集会で婦人にお話くださったメッセージの続きです。

しかし、モアブは霊的には最悪な状態でした。ロトの話を思い出すでしょう。娘と性的な関係を持った後、生まれた男子がこのモアブを建国しました。とても不道徳で、様々な罪で溢れた、大変なところでした。バアル・ペオルという神々を拝んでいました。オルパは、そのようなところで育てられました。でも多分、彼女は快適に過ごしていたでしょう。自分の家族に大事にされていました。
そしてある時、ナオミの息子のキルヨンと結婚しました。その時代の呼び名は分かりませんが、彼女は結婚してキルヨン夫人になったのです。奥さんとしてのアイデンティティがありましたが、霊的なアイデンティティがあったでしょうか? ナオミと息子さん達はエホバ(至高で永遠の自存の神)、主を信じていました。毎日、毎日、ご主人と一緒に生活していましたので、きっと彼の信仰を見ていたことでしょう。バアル・ペオルという神々を捨てて、創造主なる真の神様を信じるようになったでしょうか? 私達には分かりません。でも聖書には一〇年間キルヨンと結婚していたと記されています。ゆえに、創造主なる神様について何回も何回も聞いていた筈です。
オルパはナオミの義理の娘でした。聖書の中では良いお嫁さんだったと書いてあります。八節によるとナオミは、ルツとオルパ両方に「死んだ息子にも、私にも、とても良いことをしてくれた」と書いてあります。オルパは良くない女性ではないのです。いい妻だし、いいお嫁さんだったのです。
次にオルパは飢饉にあいます。そして結婚して一〇年が経った時、ご主人が亡くなります。一〇年はあまり長くないですね。結婚している皆さん、一〇年位経ってから、やっとご主人の事が分かるようになってくる感じですよね。彼女はほんの僅かな結婚生活を過ごしただけで、もう未亡人になってしまいました。どんなにショックだったでしょう。どんなに心が辛かったでしょう。これからどんな大変な事態が待ち受けているのだろうか、と考えたことでしょう。それだけではありません。愛する姑さんが「もうモアブを出る」と言ったのです。ここに来てオルパは、選択をしなければならなくなりました。(続く)

PageTop

「選択(一)」

▽「 主を恐れる人は、だれか。主はその人に選ぶべき道を 教えられる。 」 (詩篇二五・一二)

二〇一三年一一月の当教会創立五〇周年記念集会でベネス・ジョウンズ夫人が、婦人たちにお話くださったメッセージを掲載します(通訳はカクラン先生、テープ起こしは千綿姉の労です)。

主人と私は、この素晴らしい時を皆様と共に過ごせ、感謝しています。このお祝いに参加できた一人として、本当に嬉しく思っています。私達はNBCの一人一人の為に祈っています。神様が、この教会を長年祝福してくださることを見るのは本当に感謝です。
 私は今日、この教会での丸山先生ご夫妻とカクラン宣教師の働きについて考えていました。この教会は「選択」「選ぶこと」を通して始まったのです。丸山先生ご夫妻にしても、カクラン宣教師にしても、「選択」をしました。神様の道を選び、その道を歩む決心をしました。その故に神様は豊かに祝福してくださったのです。
今日、私はある人の「決心しなければならない時」について話をします。皆さんにとって親しみやすい箇所ですが、いつもとは少し違う角度から見ようと思っています。ルツ記一章六節~一五節まで読みましょう。 よく知っている御言葉です。ナオミ、ルツ、ボアズについてはよく考えます。この三人についてはよくご存知だと思いますが、もう一人の女性についてはあまり考えません。この話の中で彼女は「影の存在」なのです。ですから、私達はあまり彼女の事を考えません。神様は私の心に語ってくださり、この女性について色々な事を学ぶことができました。
あなたの聖書の一ページを「入口」として考えてみてください。その入口を通って、この女性の隣に立ち、色々考えたいと思います。名前はオルパです。私たちがあまり考えることのない女性です。ルツとオルパは、二人とも「選択」をしました。とても大切な「選択」でした。
では「影の存在」から明るい場所に来てもらい、彼女について考えてみましょう。神様は、この人について沢山教えてくださっています。
彼女はモアブの出身でした。モアブについてあまり知らなかったので、調べました。死海の東側にある国です。小さな国で南北に四〇㎞ほど、東西に一八㎞位という広さしかないのです。ですから、オルパは大きな町で育ったわけではありません。高原で、山も谷もありました。肥沃な大地で、食物もよく育ちました。ですから住みやすいところだったでしょう。            (続く)

PageTop