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習志野バプテスト教会の週報

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ローマ人への手紙(九)

 「ローマは一日にしてならず(Rome was not built in a day.)」。ローマは一日で成り立ったのではありません。長い努力と積み重ねの結果、あの強大なローマ帝国ができあがったのです。救いは一瞬ですが、クリスチャンの人格は、一日では決して出来あがりません。イエス様を信じた瞬間に、すばらしい伝道者、宣教師のようにはなれないのです。毎日毎日、様々な痛みや苦しみ、悲しみを通して順々に信仰の高嶺(たかね)へとあがっていくのです。

「ローマにいるなら、ローマ人がやるようにやりなさい(When in Rome, do as the Romans do.)」。日本語では、「郷(ごう)に入(い)っては郷(ごう)に従え」です。私たちがクリスチャンとしての生き方をこの国で全うしようとすると、多くの戦いがあります。「日本は日本古来の宗教があるし、日本人の義理、人情があるではないか。クリスチャンであっても先祖崇拝(せんぞすうはい)をし、仏壇に手を合わせ、いろいろなお祭りに参加しなければいけない。郷にいれば、郷に従えだろう」と言われます。ある面では、「郷に入っては郷に従え」とは、人間生活の中で大変大事な事を教えています。しかし、私たちは情(じょう)に流されても、智(ち)(知性)に傾いてもいけないのです。情に竿(さお)をさせば流されてしまいます。信仰生活において大事な事は、神様の確かなお言葉に立脚(りつきやく)し、豊かな情感を育(はぐく)まれるということです。しかも、クリスチャンは理性的にといって頭ばかり使うのではなくて、心を学び合うことが大切です。信仰と希望と愛、この三つはクリスチャンにとって大変重要な要素ですが、愛は必ずしも理性ではありません。愛の情感は、イエス様があらわされた神の愛に通じるものです。クリスチャンは、愛情を持ち、しかもなお、神様のお言葉、ルール、原則(プリンスプル)に従って生活をするべきです。格言や諺(ことわざ)の中には、日々の歩みのヒントがあります。格言、諺(ことわざ)を昔の賢人の知恵として受け止めつつも、クリスチャンとしては日本人が培(つちか)ってきた習性(しゆうせい)、惰性(だせい)から脱却(だつきやく)しなければならないのです。

使徒パウロはローマ人にイエス様の福音を伝えました。ローマ人は実際的でした。ギリシャ人は「思想(しそう)」や「哲学(てつがく)」を重んじましたが、ローマ人は「実践(じつせん)」、すなわち、自ら体を動かすほうを重んじました。実践家は長考(ちようこう)するよりも「行動(こうどう)」します。行動派は手っ取り早く、何かをつかみたいと思うのです。キリスト教を手っ取り早く知りたいならば「ローマ人(びと)への手紙」をお薦(すす)めします。誰かをイエス様に導くためにも、「ローマ人への手紙」は効果的です。アメリカの有名な伝道者たちは“Roman's road(『ローマの道』)”といって、ローマ人への手紙の聖句を利用した個人伝道のヒントとなる本を書いています。(続く)

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