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習志野バプテスト教会の週報

ローマ人への手紙(七〇)

 皆さんがローマ人への手紙を繰り返しお読みになる時、初めは何のことか分からなくても結構です。

 二〇、五〇、一〇〇回と読むうちに、使徒パウロが言わんとする中心的なことが何か、段々分かってくるはずです。


 これまで繰り返し申し上げてきたローマ書の三大テーマは何でしょうか。一番目は、「義認(ぎにん)」です。

 罪を抱えた私たち人間がイエス様を心にお迎えし、イエス・キリストの十字架を見上げることによって神様に罪を赦され、一度も罪を犯したことがないとみなされる「義認」ということです。


 二番目は、「聖化(せいか)」です。イエス様を見上げて毎日聖書の御言葉の中に生きていく時に、私たちは自分の努力ではなくして神様の御言葉によって日々に新しく、清く変えられていきます。

 この地上にあって私たちはどんなに自分の力で努力しても、完璧な人間、聖人になることはできません。「あの人は本当に何の欠点もない。」と言われる人は一人もいません。あり得ないことでしょう。


 三番目は、「栄化(えいか)」です。私たちの目指す所は、天の御国です。神様が御臨在なさる天の御国に行く時、私たちは地上における罪汚れが全く綺麗にされて、救いの完成を頂きます。

 イエス・キリストの御姿に似せられ、栄光の姿に変えられることから、「栄化」と言います。この「義認」「聖化」「栄化」という三つがローマ書の三大テーマとなるのです。ローマ書の勉強をする時は、このことを心に留めていただきたいと思います。


 十字架によって私たちは救われ、罪汚れから洗い清められます。そして、毎日聖書を読むことによって、私たちは神様の御言葉により知らず知らず清められ、イエス・キリストのお姿に似せられていきます。

 私たちの目標は、有名な伝道者に似るとか、あるいは牧師、あるいは宣教師の姿に似ることではありません。私たちは、「主イエス・キリストのお姿に似る」ということが最大の眼目であることを覚えてほしいです。そして私たちが望む所は、栄光の御国であることを心に留めていただきたいのです。


 私たちは今、五章一節の「神との平和を持っています」という聖句から「神様との平和」というテーマで勉強しています。

 今日、特に皆さんに覚えていただきたい言葉は三つの文字です。「あいうえお」の中の「ま」「し」「て」です。英語では "How much more" であり、「いわんや」とか「まして」、「これまであるものよりもっと大きな」ということです。

 より豊かに、より大きく、あるいはもっと加えて、ということです。聖句の引用が出ているコンコーダンスという本がありますが、これを見ると「much more」という言葉が一番多く出ているのが、ローマ書五章だそうです。(続く)

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